Lightroomで雨の日の写真をSF風に仕上げる方法

Lightroomで雨の日の写真をSF風に仕上げる方法

こんにちは、タナハシケンです。

今回はAdobe Lightroom(以下ライトルーム)を使って、雨の日の写真をSF風の写真に現像する手順を解説します。

 

 

Lightroomで雨の日の写真をSF風に仕上げる方法

参考資料を用意する

頭の中のイメージを元に現像してもよいのですが、イメージが曖昧な場合はあらかじめ資料を用意することをオススメします。

余談ですが普段デザイン系の仕事でも最初にイメージ資料を探すところから始めます。クライアントとのイメージ共有を行うことは無駄な作業を省くためにとても大事ですし、なにより完成形をしっかりと想像できたほうが作業がスムーズに進みます。

よく使うサイトはAdobe stock(アドビストック)やPinterest(ピンタレスト)  です。

 

Adobe stock
クリエイターの様々なビジュアルイメージがシェアされています。
基本的には有料ですが、イメージを探すだけなら検索機能が無料で使えるので十分に使えます。

 

Pinterest
ピンタレストは日本ではあまり有名ではないのですが、自分が作成したボード(フォルダのようなもの)にネット上で見つけた写真をピンする(保存する)ことが可能なSNSです。
ジャンルごとにボードを分ければ、自分だけのアイディア帳として使うことができます。

 

今回はピンタレストを使います。
検索窓に「SF」と入力します。

 

イメージに合いそうなCGイラストが見つかりました。ここをクリックしてみます。

 

もう少し資料を探してみます。下のほうを見ると【関連するピンを見てみる】と書いています。つまり関連画像が表示されています。

 

関連画像を見ると、イメージに合いそうな画像を発見しました。

イメージ画像を見つけたら現像の方針を決める

イメージ画像をみつけたら、その画像をじっくり観察してできるだけ要素をとりだしてみます。

今回は以下のようなイメージで現像していきます。
・全体的にブルー中心
・宇宙船のようなものからグリーンとパープルの光が地面に反射している
・明るい部分は明るく、目立たせたくない部分は暗く落とすことで絵にメリハリをつける

こんな感じで簡単に言語化しておくと作業がスムーズにいきます。

現像開始

撮ってだしの写真がこちらです。

ホワイトバランスの調整

まずはホワイトバランスを調整します。
色温度を下げて寒色系によらせます。

色温度 4250→2703
色香ぶり補正+25→+16

変更後

トーンカーブを調整する

次に露出やコントラストの基本的なパラメータを変更するのが普通の流れではあると思いますが、先にトーンカーブを調整します。慣れの問題もあると思いますが基本パラメータはあとで明るさなどを追い込むときに使います。ですので一旦放置します。

RGBの各チャンネルで明るさやコントラスト、色味のトーンを整えていきます。

基本パラメータの調整

次に基本パラメータをちょこちょこ調整しました。

あまり変わっていませんが、この辺は自己満の世界なので自分が納得いくまで追い込みます。

ここまででだいたいイメージしていた状態まできました。
普段はHSL/カラー(色相・彩度・輝度)の調整や明暗別色補正を行うのですが、だいぶイメージに近いので今回は使いません。

補正ブラシをつかってさらに追い込む

次に補正ブラシを使って部分的に追い込みをかけます。
補正ブラシは以下のツールです。

部分補正をするときもざっくりと方針を決めるとよいです。

まずライティングです。赤、青、緑の反射を強調していきます。

次に斜線部分の明るさを暗く落とします(ざっくり調整する場合は円形フィルターでもよいです)。

最後に傘の明るさを調整します。

諸々調整するとこうなります。

これで完成です!

プリセット登録して別の写真にも適用してみる

現像が終わったら、現像でつかったパラメータを保存しておけます。それがプリセット登録です。

今回作ったプリセットを試しに他の写真に適用してみます。

まとめ

いかかでしたでしょうか。今回はSFビジュアルのイメージを参考にSF風写真の現像方法について解説しました。まとめると、

1.参考資料を探す
2.方針を決める
3.ホワイトバランスの調整
4.トーンカーブの調整
5.基本パラメータの調整
6.部分補正
7.プリセット登録

このような流れです。参考になればうれしいです。

 

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